Bach in the Subways Day 2015



今年の3月21日、”音楽の父”J.S.バッハ330回目の誕生日とのこと。
「街ゆく人々がクラシック音楽の魅力の扉を開くための、音楽家からの贈り物」(http://bachinthesubways.com/jaより)という世界中で実施されるイベントの一環である演奏を楽しみに、
子供達と渋谷の東京山手教会へ出掛けました。

330年前といえば、1685年。
1685年生類憐みの令」とかつて頭に叩き込んだ呪文のような文字列が浮かびますw
庶民が苦しむ元凶とされていますが、
この法令を皮肉る行動をあの手この手で行い江戸の庶民は元気に反抗w、多くの文化も産まれていたことでしょう。


五代将軍 綱吉の時代ですね。
綱吉といえば、先日息子と訪れた秋葉原近くの柳森神社が関係しています。
秋葉原周辺へ」で写真を掲載しております
その際には詳細記載していませんでしたけれども、
この神社に祭られている「おたぬきさん」。
徳川綱吉の母に由来しています。

綱吉の母、桂昌院は八百屋の娘さんでしたが、春日の局に見込まれ三代将軍家光の側室となりました。
桂昌院によって江戸城内に創建されたこの「福寿いなり」は桂昌院が信仰していた福寿神(狸)の像が祀られています。
「た(を)抜き(ん出て)」玉の輿に乗った幸運にあやかりたいと大奥の女性の多くが崇拝したといわれています。


崇高なバイオリンの演奏を体で聴く事ができた日に、
なんでこんなこと書いてるんだか・・・ と思いますが。


庶民の文化に気持ちが入ってしまったので、こんなことを書いていますが、
タイトルのバッハについてはその背景や派生する情報についてズブの素人なので、
これを機会に、いろいろ調べてみたいと思います。

長すぎる小ネタでしたが、冒頭の東京山手教会。
2014年の国際バッハコンクールで1位!に輝いた岡本誠司さんのバイオリン演奏を聴くことができる(子連れで!)とこの日訪れた次第です。

素人の自分でも、体で受け止めるバイオリンの波に驚愕と感動を覚えました。
演奏中の呼吸とか、体幹とか、「凄い・・・」としか書けない自分が残念なほど。

是非、「同じ空間で」音楽を鑑賞することを皆様にもオススメいたします。
「子供でも聴きに来られるように」との思いもあり、東京山手教会にて演奏されたとのことでしたが、
岡本さんや関係された皆様に心から感謝申し上げます。

すばらしい体験でした。





 

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